霊能者とは

霊能者とは、一般の人には見えない霊的な存在を感じることができたり、霊能力を具現化することができたりする能力者です。とはいえ、霊能者の能力は非常に多彩であり、霊的なものが見える人、聞こえる人、においや触感がわかる人、また霊が持つ意志と交信できる人など、実にさまざまです。

しかし霊体が持つ能力は無数にあり、それを霊能者が具現化するときはその霊能力の1つか2つくらいしか発揮できないといわれています。

そして一口に霊能者といっても、発揮できる能力が千差万別であることから、「霊能者とは」とひとくくりにしてしまうのが難しい面もあるのです。しかし、霊能力を複数発揮できる霊能者もまれに存在し、霊能力を人々のために大いに駆使することができるとされています。

霊能者が持つ主な霊能力

では、本物の霊能者が持つ霊能力によって、どのようなことができるのでしょうか。主には以下のようなものが挙げられます。

・霊視

一般の人には見えない霊的な世界を見ることができるのが霊視です。この能力により、相談者自身や周囲を取り巻く状況を把握し、アドバイスや助言を行うことが可能になります。ただし、霊的世界を感じる方法は人によってさまざまで、その結果の出方にも違いが出ます。また、相談者と霊能者の波長が合うか合わないか、相性がいいか悪いかで鑑定結果にぶれが出てくる場合もある方法です。

・スピリチュアルカウンセリング

スピリチュアルカウンセリングは霊能力を駆使するだけではなく、その情報をもとにして相談者の悩みに対してアドバイスを行ったり、これからの人生の歩み方をサポートしたりする役割を果たします。

つまり、霊的なメッセージを受け取る霊能力だけではなく、それを的確に言葉にして伝えること、それに加えて相談者の心に寄り添って支えるカウンセラーとしての能力が必要となるのです。

また、霊や魂がどのような道を希望するのかを察し、それを後押しするのがスピリチュアルカウンセラーの大きな役目です。

・チャネリング

チャネリングとは、高次の霊的存在が持つ波長に霊能者が合わせていき、ラジオのチャンネルのようにぴったり合ったところで情報の交信を可能にする方法です。

この方法では、高い霊能力を持つ霊能者だけが高次のやりとりを行えます。こうした霊的または宇宙レベルでの交信により、相談者や周囲を取り巻くものの過去から未来、潜在意識に至るまで情報を得ることができるのです。その情報から、相談者はこれからよりよく生きるためのヒントを得られます。

・透視

透視には2種類あり、一般的に透視と呼ばれているものは、目の前にあって何らかの状態で隠されているものを見透かすことができる通常透視です。

そして視界にはないものや遠くにあるもの、目で見ることができないものを見透かす能力が遠隔透視といわれます。遠隔透視では、人や物だけではなく出来事などについてもその映像やイメージを受け取ることができ、相談者が知らない出来事についても見ることが可能です。こうした透視によって真実を知れば、これからの人生の指針が見えてくることになるでしょう。

・ヒーリング、遠隔ヒーリング

すべての人が持つ霊的なエネルギーや波動が乱れてしまったとき、体だけではなく心にもさまざまな不調をきたします。こうした霊的エネルギーや波動を整え、相談者の心身を癒していくのがヒーリングです。

そのため、相談者の未来を占ったりアドバイスを送ったりといった方法とは少し違います。ヒーリングは、相談者と霊能者が直接対面して行う方法もありますが、遠く離れた距離にいる相談者を癒す遠隔ヒーリングが可能な霊能者もいます。能力の高い霊能者であれば遠隔ヒーリングを行うことができ、その効果は直接行うヒーリングと変わりません。

・守護霊対話

どのような人でも、その人を守ってくれる守護霊がいます。守護霊は、いつもその人のそばについて厄災から守ったり、よりよい方向に進めるように導いたりしてくれる存在です。

その守護霊のメッセージを相談者に伝えて対話を行う方法が守護霊対話です。そして、相談者が今悩んでいることや壁にぶち当たっていることなどについて、守護霊がどのようなメッセージを送り、どういった道に導こうとしてくれているかを霊能者は代弁してくれます。

・除霊、お祓い

人に憑りついている低級霊や邪霊などを追い払い、それらが本来いるべき場所に帰すのが除霊やお祓いです。相談者の心身を脅かし、人生を行き詰まらせている霊を追い払うことができます。

しかし除霊やお祓いをしただけでは、追い払った霊がいったんは離れるものの、しばらくすると払われた霊が逆襲に現れるケースもあるようです。そのため、除霊やお祓いだけではなく浄霊も行ってくれる霊能者に依頼するとなおいいでしょう。

ニセ霊能者の危険性と手口

このように、本物の霊能者とは霊能力を使ってさまざまな術を行うことができる人のことです。しかし中には霊能力を持っていないのに、さもその力を使ったように見せかけるニセ霊能者も存在します。

彼らは霊能力によって相談者の人生をよい方向に導くどころか、巧みな話術を使って洗脳やマインドコントロールを行い、相談者の人生を狂わせてしまうのです。

たとえば、高額な鑑定料や祈祷料を請求してきたり、何かと理由をつけて物品を売りつけてきたりする霊能者には注意が必要です。

冷静な状態であれば、そのような霊能者は疑ってかかることができますが、ニセ霊能者の口車に乗せられて信用をしてしまうと、彼らが怪しい存在であるかどうかの判断ができなくなってしまいます。

そして、ニセ霊能者がよく使う話術にコールドリーディングやホットリーディングと呼ばれるものが存在します。これはいずれも、相談者のことについて霊能力で見えたように見せかけて、実は単なる視覚や聴覚などで得た情報をもとに話をし、巧みに信じ込ませる手法です。

コールドリーディングは、相談者に対して誰にでも当てはまりそうなことから質問して、その反応や表情などをもとに話を掘り下げていく方法、ホットリーディングは、相談の予約を数日後にするなどして、事前に相談者の情報を集めて話を進めていく方法です。ニセ霊能者とは、こうした手法により洗脳やマインドコントロールを行い、相談者を詐欺の手口にかける悪徳な人物なのです。

本物の霊能者とニセ霊能者の見分け方や対策

ニセ霊能者の手口にかかるのを避けて、信頼できる本物の霊能者かどうかを見極めるには、霊能者に対して自分しか知らない秘密を言い当てるようにお願いするという方法があります。

本物の霊能者であれば、その高い霊能力によって相談者の秘密を見抜くことができるはずです。ニセ霊能者はその秘密まで見抜くことはできませんから、ここで誠意ある回答を得られるかどうかが分かれ目となります。

また、霊能力の高い霊能者だけを厳選している占いサイトのサービスも信頼できるものでしょう。

電話占いなどを取り扱う占いサイトでは、在籍する霊能者に対して厳しい審査を行っており、ニセの霊能者が在籍していることはありません。特に電話占いの場合、遠隔でも霊能力を駆使できる力が求められますから、一定以上の霊能者の質を確保できているといえるでしょう。

そして覚えておきたいのは、霊能者による占いに思ったような結果が得られない場合でも、その霊能者が必ずしもニセモノとは限らないということです。

霊能力を使った占いは、相談者との波長や相性によって鑑定結果の精度が左右されます。つまり、単に結果が得られないだけなら詐欺などではなく、霊能者との相性が悪かったという場合があるのです。

高額な鑑定料の請求や物品の売りつけなどの明らかな詐欺行為がなければ、必ずしも霊能者がニセモノであるとは言い切れません。

しかし、あまりにも占いが当たらない、また効果が出ないということであれば、自分と相性のよい他の霊能者を探すことが必要になります。